アクセサリー制作で使用するために数種類の接着剤を持っており、それぞれ特徴があるので用途に合わせて使い分けています。
今回は淡水パールと金具の接着に使用している接着剤をご紹介します。
淡水パールと金具の接着に使用している接着剤
セメダインのハイスーパー5です。
貴金属・ジュエリー専用の接着剤ではありませんが、パールの仕入れ先で教えてもらった接着剤です。
実際に使用してみて、プロがすすめるだけあり使いやすく強度もバッチリです。
セメダインのハイスーパー5をおすすめする理由
①無色透明
透明なのはもちろんですが、時間が経っても変色しないです。
②はみ出した接着剤はきれいに拭き取れる
金具に接着剤をつけ淡水パールに差し込みますが、どうしても接着剤が外にはみ出します。
はみ出した接着剤はティッシュできれいに拭き取れ、ベタつくこともありません。
③硬化までの時間を選ぶことができる
ハイスーパー5の数字は、混ぜてから硬化が始まるまでの時間です。
30分タイプもあるので、塗る場所や拭き取りにかかる時間に合わせて選んでください。
④外すことができる
熱を加えると金具から外すことができるので、外した淡水パールを使用してリメイクすることもできます。
私は蒸発皿を使って熱湯で煮ています。
大丈夫と言われても初めて煮る時は不安だったのですが、グツグツと煮ても淡水パールには何の問題もありませんでした。
熱を加え十分に接着がゆるんでいると、軽く外れます。
外れない時は、再度煮てください。
無理に外そうとすると、金具の芯が折れる(やっちゃいました。汗)ので気をつけてください。
この方法で外すことができるのは本物のパールのみで、樹脂パールやコットンパールには利用できません。
2液タイプの混ぜ方
2液タイプの接着剤は、同量をしっかりと混ぜてから使用するのが鉄則です。
同量でなかったり混ぜ方が足りないと、接着力が落ちます。
①同量にするには
接着剤は丸ではなく、線で出すと同量にしやすいです。
②しっかりと混ぜるには
付属のヘラを使って混ぜるのが一番で、メーカー推奨です。
私はやりがちなのですが、ヘラに接着剤がついたまま硬化し使えなくなったらつま楊枝で混ぜています。
つま楊枝で混ぜる時は、つま楊枝を寝かせて面を意識して混ぜてます。
セメダインのハイスーパー5は、クリスタルパールや樹脂パールにも利用できます。
パールに接着剤で金具を付けるアクセサリーは、比較的手軽に作ることができます。
お好みのパールと金具を選んで、自分だけのパールアクセサリーを作ってみてください。