アクセサリー制作はちょっとしたことでやりづらくなるんですね。
普段使っている工具と違う物になっただけで失敗が多くなったり、パーツが小さくなっただけで作りづらくなったり。。。
練習する時は使い慣れた工具でやりやすいパーツがおすすめ。
ピンワークの練習でおすすめのパーツを紹介します。
ピンワークって?
ピンワークは真っ直ぐのピンを工具(丸やっとこ)を使って丸め、ビーズやパールなどに金具付けするテクニックです。
ピンの種類はTピン・9ピン、ラインストーンや丸いパーツが付いたデザインピンなどがあります。
太さ・長さもさまざまで、金具付けしたいパーツに合わせて選んでください。
ピンワークはアクセサリー制作で必須のテクニック
Museパールアクセサリーベーシック講座で生徒さんの期待値が一番高いのは、ピンワークが習えるレッスン3なんですよ。
ピンワークはアクセサリー制作で必須のテクニック。
ピンワーク無しで作れるアクセサリーもありますが、できるようになると作れる物がぐっと増えます。
ピンを丸めるだけなら簡単ですが、美しく壊れにくくとなると難しいんですね。
「本や動画など独学でやってみたけれど上手くできない」「これでいいのか不安」とMuseパールアクセサリーベーシック講座の受講を決められる方が多いのです。
技術の習得に差が出るピンワーク
技術の習得に一番差が出るのがピンワーク!
1回のレッスンでできるようになるのは難しく、課題の中に何度もピンワークが出てきますしお家で練習した物を添削したりとコース講座で繰り返しみていきます。
Museパールアクセサリーベーシック講座では6種類のアクセサリー制作基本技術を習うのですが、特にピンワークは毎日の練習をお願いしています。
そして直ぐに忘れてしまうのもピンワーク。
お勤めをしていたり教室をしていてもメインのレッスンが別の物だったりすると、気がついたらアクセサリー作りから遠のいていたなんてことがあります。
作らないと感覚を忘れてしまうので、講座修了時に「これからも制作や練習してね」とお伝えしているんですよ。
ピンワークはできるようになるにも、できるようになってからも練習が大切なんです。
ちなみに、Muse Accessories認定講師には1年に1回ピンワークのスキルチェックがあり合格しないと資格更新ができません。
ピンワーク練習におすすめのパーツは?
やっと本題です(笑)
ピンワーク練習におすすめのパーツはコットンパールです。
それはピンワークがやりやすいから!
コットンパールでピンワークを練習していると、通し穴が大きくなってしまいます。
それが気になって「アクリルビーズで練習してみたけどやりづらかった。。。」と話していた生徒さんも。
素材によってやりやすさが違うので、ぜひピンワーク練習はコットンパールでやってみてください。
サイズは小さくなるとやりづらいので、10~12㎜がおすすめです。
練習は10~12㎜から始めて小さいサイズにしていくといいですね。
大きさでやりやすさが変るので、アクセサリー作りの時もいくつかサイズがある時は大きい物からピンワークをしていくと手が慣れていいですよ。
練習で穴が大きくなったコットンパールの再利用法
コットンパールの中身は綿なのですが、意外と高いんですよね。
だから練習していて穴が大きくなり使えなくなるともったいないと思うのかな。
生徒さんにもお伝えしている再利用法です。
①丸小ビーズをかませる
Tピンとコットンパールの間に丸小ビーズを入れると、Tピンがコットンパールの穴にめり込むのを防いでくれます。
丸小ビーズがデザインのアクセントになってかわいいですよ。
②花座を使う
Tピンとコットンパールの間に花座を入れると、Tピンがコットンパールの穴にめり込まないですよ。
コットンパールに花座をつけるとクラシカルな雰囲気に。
③デザインピンを使う
デザインピンはTピンより頭が大きいので、コットンパールの穴に入り込みません。
いろいろなデザインのピンがあるので、作りたいアクセサリーの雰囲気に合わせて選ぶのも楽しいですね。
たくさんの種類があるのでお好みのデザインを見つけてください。
④ナイロンコートワイヤーを通してネックレスを作る
穴が大きな物やキズがある物は目立たない所に配置したり、花座を入れれば大丈夫です。
自分用のアクセサリーなら練習で使ったコットンパールの再利用でも問題ないと思います。
ぜひ試してみてください。