Museパールアクセサリーベーシック講座Lesson3でお伝えしているピンワークでは、Tピンをカットする長さと丸やっとこでTピンを掴む位置を定規で計ります。
その長さはミリ単位で決まっています。
Tピンの長さは円周、丸やっとこで掴む位置は直径に関わってくるので、1ミリでも違うとピンワークがうまくできません。
これをお伝えすると「めんどくさい!」と言う人もいれば「計るのいいですね」と言う人もいて反応はさまざま。
Muse Accessories以外でもレッスンを受けたことがある私は「定規で計っていいんだ。明確でやりやすい。」と思いました。
ピンワークの丸の大きさを揃えたいのはどの教室の先生も同じなのですが、「だいたい〇㎜」「〇㎜くらいで」でした。
これって勘や感覚になってくるので、最初から“だいたい”や“くらい”では〇㎜にはカットできないし掴むこともできません。
「ちょっと長い」「短いかも」と指摘が入り、それなら定規で計らせて~と思ったことが何度もありました。
長すぎたら丸めてからカットすればOKという先生もいたのですが、カットに失敗して悲しい結果になることも。
最初は時間がかかりますが、長さが決まっていて定規で計るのは明確でやりやすいです。
慣れたら位置が指定の長さをパッと掴めるので確認程度になります。
それでも美しい仕上がりにこだわるMuse Accessoriesは、ピンワークでは定規を使います。